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コーティング施工時の雨は

2023.04.21

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車の傷や汚れを付きにくくするガラスコーティング。
しかし、どのコーティング材を使ったとしても、施工中に雨に濡れないほうが良いことはいうまでもありません。

今回は、ガラスコーティングの施工中に雨が降ってしまったときの対処方法や、コーティングを施工したあと、日常的にできる雨の日の対策についてお話ししたいと思います。

雨の日の対策をすることで、被膜に傷が付き剥がれを防ぎ、コーティングの効果を長持ちさせることができます。

 

車を移動する

コーティングの施工中に雨が降ってきてしまったら、雨に濡れないように屋根がある場所に移動させましょう。

車体に水滴が付いてしまった場合には、きれいに拭き取る必要があります。このとき、粗い素材の布で拭き取ると傷を付けてしまうことがあるため、マイクロクロスファイバーを使うと良いでしょう。

車が雨に濡れることを避けられたのであれば、そのまま施工を続けることができます。
急に雨が強く降ってきた場合も同じで、車を雨に濡れない場所に移動させる必要があります。

すでに濡れてしまった場合も、同じように拭き取りましょう。
しかし、急に強い雨に車があたってしまった場合には、コーティングが流れ落ちていることが考えられます。

このため、急に強い雨にあたってしまった場合には、水滴をきれいに拭き取ったあと、白濁や水滴の跡が認められないか確認する必要があります。

もし白濁や水滴の跡が認められた場合には、再びコーティングを施工しなければなりません。

 

施工後の雨は

コーティングの施工を終えてからも、雨などに濡れても問題が起きない時間までは、雨にあたらない屋根のある場所に車を移動させておく必要があります。

雨にあたる危険が予測される場合には、ボディカバーなどをかけ、雨があたらない対策をしましょう。

コーティングが完全に硬化する時間を迎えるまでは、被膜は柔らかく、流れ落ちやすいものです。このため、ボディカバーを掛けるときや外すときは、慎重に作業しなければなりません。

また、雨に当たる可能性がなくなれば、できるだけ早くボディカバーを外し、ボディカバーが車に擦れて被膜を傷付ける可能性を減らすようにしましょう。

雨が完全に上がったら、ボディ表面に水滴が付いた跡がないかよく確認します。

 

日常的には

ここまで施工中や施工後に雨が降ってきたときの対応についてお話しました。
では、業者でコーティングを施工してもらったあと、日常的にはどのような雨の日の対策を行えば良いのでしょうか。

当たり前ですが、車を使用する以上、雨に当たらない方法というのはありません。
ここからは、雨の日の対策について、紹介したいと思います。

 

雨上がりには洗車する

雨の日のあと、車を洗車せずにそのままにしておくと、汚れが取れにくくなってしまうことを知っていますか?雨に当たったまま放置しておくと、イオンデポジットや水垢となって、車のボディに汚れが目立ってしまうのです。

イオンデポジットや水垢の汚れは、通常の洗車では落ちません。このため、雨の日に濡れてしまったときには、雨上がりに洗車をして、汚れを早く落とすことがポイントです。

ガラスコーティングを施工した車は、水洗い程度の簡単な洗車で汚れを落としやすい特徴があります。ガラスコーティングのこの効果をしっかり得るようにしましょう。

雨の日の汚れをきれいに落としたら、水滴を残さないようにきれいに拭き上げることもポイントです。被膜を傷つけないように、柔らかい素材の布で丁寧に拭き上げましょう。

 

拭き取りはしっかりと

雨の日のあと洗車をしたときは、拭き取りがポイントです。
水道水には、ミネラルと塩素が含まれています。

ミネラルや塩素などの成分は、蒸発すると結晶化し残ってしまう場合があるのです。そして残存した結晶がボディに固まり付着してしまいます。ボディに結晶が付着していれば、その部分に再び汚れが付いたり、傷の原因にもなります。

このため、洗車をしたあとは、蒸発して結晶を残さないために、水分をすべて拭き上げる必要があります。水分が残ったままになってしまうと、洗車をしてもシミや汚れを作ってしまうため、注意しましょう。

 

イオンデポジットができてしまったら

雨の日に残った水滴によってイオンデポジットができてしまった場合には、イオンデポジットや除去剤を使わなければ落とすことができません。

イオンデポジットを落とすためには強力な酸が必要となるのです。また水垢には石油系の溶剤を使わなければ落とすことができません。

しかし、専用の除去剤を使っても落とせない頑固なイオンデポジットや水垢もあります。このようなときには、研磨剤を使って落とすことになり、無理に落とそうとうると、ボディや被膜を傷つけ、ガラスコーティングそのものを傷めてしまうことになります。

このため、イオンデポジットや水垢を専用の除去剤を使っても落とせない場合には、専門の業者に依頼することが望ましいです。

 

コーティング業者に相談する

雨の日以外にも行いたい対策はあります。
雨以外にも、車は日光による紫外線や大気の汚れ、草木の花粉や害虫など、どうしても避けられないものに触れ続けています。

ガラスコーティングを施工することで、汚れや傷が付きにくくなり、これらからある程度守ることができても、やはり被膜や塗装に汚れや傷がまったく付かないということはありえません。

水洗いでは取れない汚れもあり、メンテナンス剤を使って取り除く作業が必要な場合もあります。
このようなときは無理に汚れを落とそうとせず、業者に依頼することをおすすめします。

 

まとめ

今回は、ガラスコーティングの施工中に雨が降ってしまったときや、コーティングを施工したあとの雨の日の対策を紹介しました。

ガラスコーティングを施工していても、雨の日のあとの対策を行わないと、イオンデポジットや水垢が付着し、汚れが固まってしまうことがあります。

このため雨の日のあとは、イオンデポジットや水垢ができる前に汚れを落とすようにしましょう。洗車をしたあとも、水滴を残さないように拭き上げることがポイントです。

イオンデポジットや水垢ができてしまった場合には、専用の除去剤を使っても落とす方法もあります。しかし、無理に落とそうとせず、専門の業者に依頼することをおすすめします。

専門の業者では技術と知識があるため、被膜や塗装を傷付けることがありません。またすでに傷が付いている場合には、再施工を依頼することもできます。

 

C.B.S 2Face(カスタムボディーショップツーフェイス)は、兵庫県姫路・加古川を中心とした地域にてコーティングなどの車関係全般業務を承ります。コーティングやリペアなどは、プロの技術が必要です。ご相談やお見積もりも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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