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ーコーティングと塗装の違いとは?何が違うのか、わかりやすく解説ー
2023.11.10
コーティングと塗装
車のボディは、傷付きやすい箇所です。そのため、塗装やコーティングによって保護されていることがほとんどです。
同じように保護する作用であるため、塗装とコーティングには違いがないと思っている人も多いのではないでしょうか?しかし、塗装とコーティングには、はっきりとした違いがあります。
そこで今回は、塗装とコーティングがどのように違うのか、またコーティングを施工するとどのようなメリットがあるのかをわかりやすく解説します。
違いは
車を保護するという意味では、塗装とコーディングはどちらも同じ役割を果たしています。
しかし、塗装とコーティングには、施工方法や効果に違いがあります。ここではまず、塗装とコーティングの違いを紹介しましょう。
コーティングは
まず、コーティングは、車のボディに塗布します。コーティング剤によってボディに皮膜を作り、傷や汚れから守ったり、ツヤを出したりします。また、ボディを皮膜で覆うため、汚れを落としやすくする効果もあります。
コーティングは、ボディを薄い皮膜で覆うため、一見して色が変わるなどの大きな変化はありません。コーティングを施工しても、ツヤを感じられる程度の変化であることがほとんどです。
しかし、雨にあっても水を弾き汚れを溜めにくくするなど、塗装を保護する効果があります。
つまり、コーティングは、塗装を保護する性質が大きいというわけです。
塗装は
ボディを傷や汚れから守ったり、ツヤを出したりする効果があるコーティングに対して、塗装は、車のボディに色を加えたり、塗料を何層にも重ねることで、ボディを保護したりする役割を果たします。
コーティングとは異なり、塗装だけが施工されている車は、汚れに弱く、傷や汚れによって塗装が剥がれやすい状態です。
ただし、塗装が施工されているため、車のボディそのものが傷付くのではありません。車のボディは塗装によって保護されているというわけです。
また、塗装はコーティングとは異なり、施工すると色が変わるなどの大きな変化が見られるという特徴があります。
塗装では補えないもの
コーティングと塗装には、それぞれ違いがあります。
コーティングを施工しない車であっても、塗装が施工されていれば、ボディがある程度は保護されるため、コーティングを施工する必要はないと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、塗装だけを施工した車は、塗装から時間が経つと劣化するというデメリットがあります。また、塗装は、日光による紫外線の影響を受けやすく、紫外線を浴び続けると色褪せを起こします。古い車の色が薄く色褪せたように見えるのはそのためです。
塗装の効果が薄れてくると、ボディを保護する効果も薄れていきます。そのため、コーティングを施工する人が多いのです。
コーティングは、塗装だけでは補いきれない部分に置いて車のボディを守っているというわけです。
塗装に加えてコーティングを施工することで、傷や汚れ、日光による紫外線など、劣化や傷みの原因となるものから車を保護できます。
ワックスは
コーティングと同じような効果を持つものにワックスがあります。
ワックスはコーティングに比べると安く、自分でも簡単に施工できるため、取り入れている人も多いのではないでしょうか?
しかし、ワックスにもデメリットがあります。ワックスのデメリットは、効果が持続する期間が短いことです。ワックスの効果は長くても約1か月程度しか持続しません。車の使い方や駐車場所、ワックスの種類によっては、約2週間程度しか効果が持続しないものもあります。
効果が短いワックスに対してコーティングは、コーティング剤によって違いはあるものの、約3年から5年程度は効果が持続します。
そのため、車の保護にはコーティングの施工が優れていることがわかります。
選ばれているコーティング
塗装だけのボディや、ワックスの施工ではなく、コーティングの施工を選ぶ人が増えているなか、最近になって選ぶ人が増えているのが、ガラスコーティングです。
ガラスコーティングは、ほかのコーティング剤に比べて、強度が優れているという特徴があります。また、ガラス成分であるため、ツヤが出やすかったり、傷や汚れがつきにくくなったりする効果も大きいです。
ただし、ガラスコーティングの施工は、ほかのコーティング剤に比べると費用が大きくかかります。また、ガラスコーティングは施工に専門の知識と技術が必要であるため、自分で施工できません。ガラスコーティングの施工は、専門の業者に依頼し、適切な下処理を行ってもらってから施工するようにしましょう。
効果を長持ちさせるためには
車のボディを守るためにコーティングを施工しても、効果が発揮されなければ意味がありません。コーティングを施工した車は、比較的手入れが楽になるものの、手入れをまったくしなくて良いというわけではないのです。
コーティングの効果を最大限発揮し、効果をより持続させるためには、定期的な洗車やメンテナンスを心がけましょう。
コーティングを施工した車は、よりツヤを出そうと思ってゴシゴシ洗車すると、かえって傷の原因になります。またコーティングが傷付くことで、塗装の傷に繋がります。そのため、コーティングを施工した車を洗車するときは、水洗いか、柔らかい素材のブラシなどで汚れを落とすようにしましょう。加えて、定期的なメンテナンスをすることもコーティングの効果を長持ちさせるポイントです。コーティング剤や日頃の車の使い方に合わせたメンテナンスを行うようにしましょう。
まとめ
車のボディを守る役割を持つコーティングと塗装。同じ役割であるため、呼び方が違うだけだと思っている人もいるのではないでしょうか?しかし、コーティングと塗装はそれぞれ違いがあります。
塗装は、車に塗料を重ねることで車の表面を保護します。しかし、汚れに弱く、塗装だけが施工された車は劣化が早くなります。これに対して、コーティングは、塗装に薄い皮膜を作って車のボディを守ります。そのため、傷や汚れから車を守り、定期的な洗車やメンテナンスを行うことで、ツヤを維持できるのです。
ただし、車にコーティングを施工するときは、知識や技術が必要であるため専門の業者に依頼するようにしましょう。
C.B.S 2Face(カスタムボディーショップツーフェイス)は、兵庫県姫路・加古川を中心とした地域にてコーティングなどの車関係全般業務を承ります。コーティングやリペアなどは、プロの技術が必要です。ご相談やお見積もりも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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