車のコーティングを依頼する際に、まず気になるのが値段ですよね。

そこで今回は、車のコーティングの値段について解説していきます。

車のコーティングは、新車か使用車かの違いや、コーティングをする店舗によって値段が変わるのはご存知でしょうか？

また、コーティングには種類があり、使用するコーティング剤によっても値段は変動します。

それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。

 

 

車のコーティングの値段

車のコーティングは、新車か使用車かの違いでコーティングの値段が変わってきます。

使用車は、経年による傷や汚れがあるため、新車よりも値段が高くなる可能性が高いです。

 

 

新車のコーティング

 

製品名	持続性	値段
ワックス	1週間	1～2千円
ポリマーコーティング	1～3か月	1～3万
ガラス系コーティング	6か月〜1年	5～7万
ガラスコーティング	3～5年	7～10万
セラミックコーティング	5〜7年	10～15万

 

新車時にコーティングを施すことで、汚れや傷がない状態から施工が可能です。

そのため、汚れや油を落とすなどの下地処理が必要ありません。

下地処理の費用がかからないため、値段も抑えることができます。

 

 

使用車のコーティング

 

製品名	持続性	値段
ワックス	1週間	2～3千円
ポリマーコーティング	1～3か月	2～4万
ガラス系コーティング	6か月〜1年	6～8万
ガラスコーティング	3～5年	10～15万
セラミックコーティング	5〜7年	15～20万

 

使用車の場合、汚れを落としたり傷を研磨してきれいにする作業が必要です。

そのため、下地処理の作業費用が別途必要になる可能性もあります。

お店でコーティングを依頼する際は、見積もりなどで下地処理の値段も確認しましょう。

 

 

コーティングの種類によって値段が変動する

 

製品名	持続性	値段
ワックス	1週間	2～3千円
ポリマーコーティング	1～3か月	2～4万
ガラス系コーティング	6か月〜1年	6～8万
ガラスコーティング	3～5年	10～15万
セラミックコーティング	5〜7年	15～20万

 

コーティングには主に5つの種類があり、それぞれ値段や持続性が違います。

ワックスなどの安価なコーティング剤は、自分で施工しやすいというメリットもありますが、値段が安い代わりに持続性がありません。

一方、ガラスコーティングなどの高価なコーティングを施工すると、値段は高いものの効果は長続きします。

また、ガラスコーティングなどは自分でDIYすることが難しいので、専門店などに依頼すると良いでしょう。

 

 

ボディ以外のコーティングの値段

車には、いろいろな部品があります。

ボディの他に、フロントガラスやホイールといった部分にもコーティングを施すことで、より傷や汚れがつきにくく、美しい車を保つことができるでしょう。

ここでは、コーティングを施す箇所ごとに、値段を解説していきます。

 

 

フロントガラスコーティングの値段

〈値段〉
専門店：1〜2万円
DIY：1〜2千円

フロントガラスのコーティングは、汚れをつきにくくする目的の他に、雨の日に雨水を弾いて視界を良好にする目的があります。

雨天走行時でも安全に運転するためには欠かせません。

また、フロントガラスのコーティング剤には、フッ素系とシリコン系の二種類があります。

フッ素系は、数か月から1年ほどの耐久性がある一方で、シリコン系よりかは撥水性が弱いです。

シリコン系は、撥水性が強い代わりに耐久性が弱く、1か月ほどで効果が薄まってしまいます。

自分で施工できる場合もありますが、業者に依頼した方がきれいに仕上がるでしょう。

 

 

ヘッドライトコーティングの値段

〈値段〉
専門店：8千円〜1万5千円
DIY：数千円

ヘッドライトコーティングは、ヘッドライトの黄ばみやくすみを防ぎ、傷や汚れを付着しにくくしてくれます。

また、ヘッドライト本来の光量を維持できるので、夜道やトンネルなどの走行中も安心して車を運転できるでしょう。

自分でDIYする場合は数千円で施工できますが、1か月〜6か月ほどで効果がなくなります。

専門店にお願いする場合は、1万円前後かかりますが、持続性は高く、1年〜3年ほどです。

 

 

ホイールコーティングの値段

〈値段〉
専門店：1〜2万円
DIY：数千円

ホイールは、もっとも地面に近い部品の一つです。

そのため、飛び石などによる傷がつきやすく、泥水などの汚れも付着しやすいので、コーティングが欠かせません。

また、ブレーキによる部品の摩擦で発生する鉄粉などの汚れがつきます。

一度付着して放置しておくと、頑固な汚れが車の美観を損ねてしまうでしょう。

愛車を美しいまま保ちたい人は、ホイールコーティングをおすすめします。

 

 

コーティングの値段は店舗によって違う

車のコーティングを依頼できる主な店舗として、ディーラーと量販店、コーティング専門店の三つがあります。

それぞれで値段や特徴に違いがあるので、詳しく見ていきましょう。

 

 

ディーラー

ディーラーは、新車の購入時にコーティングもあわせて依頼することができます。

そのため、改めて車のコーティングを依頼する手間が省けるのがメリットです。

また、値段はコーティング専門店より安い傾向にあります。

しかし、ディーラーはコーティングの施工を外注することもあり、その際は仲介手数料がかかるので注意が必要です。

 

 

量販店

量販店で車のコーティングを依頼すると、値段はディーラーやコーティング専門店より安く抑えることができます。

できるだけ安い値段でコーティングをお願いしたい場合は、量販店がおすすめです。

しかし、コーティングには技術力が必要なので、品質を重視したい人はコーティング専門店に依頼すると良いでしょう。

 

 

コーティング専門店

コーティング専門店は、比較的どの店舗よりも値段が高くなります。

しかし、コーティングの専門店だけあって、施工の品質は高く、効果の持続力も高いです。

品質にこだわるなら、コーティング専門店で車のコーティングを依頼すると良いでしょう。

 

 

まとめ

今回は、コーティングの値段をさまざまな角度からご紹介しました。

コーティングをする店舗やコーティングの種類によって値段は変わります。

車の美観を保つためにコーティングを考えている人は、業者に見積もりを出してもらい、詳細な値段を確認してください。